社員インタビュー(2) 代表 津村諭(36)
学び続ける姿勢が、自らを変えていく
代表
津村諭(36)
津村諭(36) 31歳で全くの未経験から新たなチャレンジ
成長を手助けしてくれる環境
小さな頃から好奇心旺盛だった私は、高校時代は部活やギター、アルバイトなどに幅広く取り組んでいました。 部活は放送部に所属し、ドラマからミュージックビデオの撮影、ラジオ収録の演者から編集まで多様な経験を積んでいました。 アルバイトは主にイベントスタッフをしていました。 イベント当日にできた即席のチームでコンサート会場や倉庫など多くの現場で物事を進行することで、チームの力を強く実感したことを覚えています。 振り返ってみると、パターン化された場よりも、常に変わっていく場を求めていたのだと思います。
高校を卒業してからは、何をやりたいのか明確ではなかったため、とりあえず色々な職種のアルバイトを転々としていました。 その中でも建設業界に関しては、仕事自体が厳しいイメージもあったのですが、それよりも働いている「人」が自分には合わないんじゃないかと思っており、選択肢には入れていませんでした。 そんな印象を抱いていたのですがたまたま友達に誘われて興味本位でアルバイトで入社したのが当社でした。
それまで色々な職場を経験していた当時の私にとって、入社した初日はとても強烈なものでした。 「教えてもらう」ということに関して、その会社のルールや事務的なものしか経験したことがなかったのですが、そこでは、「もっと学びたい」「もっと知りたい」と思うようなことばかり教えてもらうことができました。 その日から好奇心旺盛の私は、仕事の内容そのものにではなく、自分の成長に繋がることに関心を向けるようになりました。 そのことが、当社を志望する強い動機となったのです。
プライドを捨ててから気づいたこと
全くの未経験で入社した私でしたが、なぜか根拠のない自信に溢れていました。 内心では「役に立つアドバイスだな」と思うことが多かったのですが、それが僕の口を通してしまうと「あーそれでもいいですね」と、既に知っていたかのような返答に変わってしまうことも多々ありました。 意味のないそんなプライドは、先輩からのアドバイスを疑った目で見てしまうような悪い方面で発揮されてしまっていたのです。 今思えば本当に扱いづらい新人だったと思います。
先輩たちはみんな良い人だったので、そんな私に対しても頭ごなしに叱ったり、諦めて相手にしなくなるというようなことは一切なく、 私が納得できるように根気強くアドバイスをしてくれたり、コミュニケーションをとってくれました。 そんな先輩たちと付き合っているうちに、自分のことがだんだんと恥ずかしくなり、素直に他人からのアドバイスに耳を傾けられるようになっていきました。 その時期から仕事も楽しくなり、働きぶりも認めてもらえるようになっていきました。 自分に自信を持つのは良いことですが、自分に足りないことをしっかり把握できていないと成長はできないと思います。 変なプライドに縛られず周囲の方と助け合いながら働けるようになった今、そういった”環境”を、私が作ってく側になろうと、新たな目標に向けて突き進んでいます。